宮城県石巻漁港・魚市場/2014年3月4日の朝(東日本大震災から間もなく3年目)
宮城県石巻魚市場の2014年3月4日の写真です。
昨年まで津波の爪あとが残っていた建物も取り壊された復旧工事現場です。
この魚市場付近の他に周辺岸壁もかさ上げ工事がおこなわれています。
今日はスイスのテレビ局が来てインタービューを受けている魚市場の須能社長さん。
いつものように午前6時30分からセリが始まります。
酸素が供給されている水槽のかごの中には平目などが泳いでいます。
活毛ガニ・・・石巻産毛ガニの美味さは意外と知られていないのが残念。
競り落とした魚介類を台車に乗せている仲買人の菅原魚店さん(鳴子温泉川渡から
40年以上石巻魚市場に通い続けています)
水槽が並ぶ活魚やトロールのセリが終わると次は定置網船の入港時間がやってきます。
定置網船の入港までの時間は市場構内の斉太郎食堂で「かけそば:300円」
入港した定置網船 第一龍丸
昨年から導入されたベルトコンベア式の放射能測定装置。
以前は魚をミンチ状にして測定していましたがこの装置の導入により丸ごと測定すること
によりスピードアップとより多くの魚種が測定されることにより安全さをアピールしています。
担当部長さんからお話を聞いたところ最近はすべての魚種が「不検出」だということです。
尚、以前の放射能測定装置についてはこのブログで2012年7月にレポートしています。
http://gimondarake.seesaa…